作品作りについてその1〜何故シンプルさに拘るのか?
どうも、お久しぶりです曽爾です
今回から数回、団体の表現の事などについて書いていきます。
ゆっくりご覧になっていってください。
よく、観に来てくださった方に
難しい
複雑
よく分からない
と言う、シンプルさとは一見逆の事を言われるのですが。。。。笑
実は、シンプルすぎるものは、複雑に映るのだと感じます。
シンプルすぎると、思考が働いてしまい、複雑化していってしまいます。
うちの作品の解釈や、よりよく楽しむために大事なことは、人間の根本的な感覚での観劇です。
ここについては今後触れていくので少々お待ちください。
では「なぜシンプルさに拘るのか?」について触れていきます
演劇は、どうしても今の社会の状況に左右される芸術分野であると思います
だからこそ、今は娯楽的な(語弊があったらすみません)作品が多くなっていっているように感じます
それは、情報が多く、何が娯楽かが分からなくなってしまっているからなのだと感じます。
その情報の多さに対して、考える事を苦痛に感じる方も多いのではないでしょうか?
だからこそ、感じる事に重点を置いたもの
そして、情報を削ぎ落とし、演者の感覚に頼り、お客様の感覚とともに空間を生み出す作品を作ることにこだわっています。
今の社会自体が複雑であり、難しく
その中に生きていると、複雑に難しく考える、捉える癖ができてしまいます。
なので一回フラットな状態に立ち戻り、感性で観る作品の方が、社会にとって大事なのではないかと感じ、あのような作品を作っています。
映像作品等も上げていきますが
最も感じられるのはステージだと感じます。
皆さんも、自分の本当の感覚を思い出しに来てみませんか?
劇場でお待ちしております。
次回以降も様々なことに触れて書いていきますので、そちらもご一読よろしくお願いします。
ではでは今回はこの辺で!