難しかった!というあなたに!今回の作品の解釈について
どうも曽爾です
昨日、美甘が衣装について書いてくれたので、影響されて書いていきます(笑)
※ちょっと長文です
今回の公演
大勢の方から
いいんだけど意味がわからない
難しい
説明も欲しい
という問い合わせをいただいたのでその解釈面と公演で意識していることを書いていきます。
ウチの団体は台本に対して詩のような要素を入れ込んでいます
なので語彙を絞り
言葉を短くし
テンポに音楽性を入れ
比喩表現で成り立っている部分もかなりあります、なのでその比喩の部分について
今回、かなり重要視したのは色です
兄は青
妹は緑
女は赤
男は紫
青は天に指を差す
緑は希望
赤は危険
紫は最も高貴、神
です
それを物語に当て込むと
兄と妹は人間の神とイブ
女はサタン
男は新時代の神でありルシファー
<※悪魔が神ということではなく、正義と悪が共存しているということに意味があります
なので妹は聖書を読んでいます。この兄弟にとってのアルバムのようなものですね
題名にもある「雨」ですが
これは情報を意味しています
旧漢字の「霊」という字を調べていただくとこの物語まんまで
雨は天からの情報です
その天からの情報を遮断するのが傘です
女は都会に生きているので、天の情報よりも物質的なデータとしての情報を欲するので、傘をさしています
兄妹は、女に言われ現代のテクノロジーの素晴らしさ、情報に触れ傘をさすようになります。
男は電波そのもの、もっと深く解釈をすると現代のテクノロジーという神そのものです
つまり、最後に知恵の実を口にしてテクノロジーを受け入れることにより
天からの情報が感じられなくなってしまったということです
今回は、僕が現代のある意味「問題」と感じている、テクノロジーにより人間本来の良い部分が失われていく様を表現しました。
詩的な、表現ですので身体面はかなり重要ということで、客演のお二人には、ウチの団体独自の表現技法を基礎からやっていただきました。
普通逆ではないかと思われそうですが、それは空間に動かされること
動ける自由な身体
全てを感じる身体
影響を与える身体
今後はこれらの三つをもっと使っていくので、変な動きが増えてくるかなと感じます。
ではではこの辺で!
次の公演からは本番前に解釈のヒントを
そして、公演後にこういった形で解釈についてあげていきます!
P.S
できれば今日の夜あたりにもう一本公演についてじゃないブログをあげますー
できれば
あげます
できれば・・・・